担当工事が無事に完成したときの
達成感はひとしお
W.KIKUCHI2013年 入社 大阪支店 技術課
学生時代に起きた東北大震災で父方の実家(岩手県盛岡市)が被災し、地震の脅威を改めて思い知ると共にメカニズムに興味を持って地震防災研究室のゼミを選択。そのため、災害復旧復興の想いは人一倍強い。フットサルチームを作って仲間と交流する一面も。
公務員が第一志望だったので企業研究は全くしていませんでした。そんな時、たまたま研究室のOBが弊社にいることを知り、直接話を聞いて興味を抱きました。発注者支援業務を柱に幅広い土木事業に携わっている日本振興なら、同業他社と比べてさまざまな現場経験を積める機会が多いのではと感じて志望しました。
砂防事務所での発注者支援業務を担当。地震や台風などで発生した土石流をとめる砂防堰堤の築堤工事など、周辺住民の方々の安全につながる砂防工事全般の支援業務です。設計コンサルタントが作成した設計図を見ながら発注者側の意見を取り入れ、より経済的で安全性の高い計画を検討し、工事費の積算や説明資料の作成などを行っています。
現在担当している砂防事業の工事現場を最初に見に行った時、普段のデスクや図面上では想像できないスケール感に圧倒されました。その圧倒感こそが人々を守る土木構造物だと実感。すぐに壊れてしまうような不完全な構造物を作りたくないと心に誓ったのです。そのぶん無事に完成したときの喜びはひとしお。休日などに完成物の近くを通り、家族や知人に見せて話せる瞬間、誇らしく感じますね。
現場経験がまだまだ浅く、上司や先輩に質問することの多い日々です。しかしながら、技術士補(技術士第一次試験)の資格取得を目指すなど、土木技術者として一人前だと認められる技術力を身につけるために日頃から自己研鑽に励んでいきます。
オフの日の過ごし方
子どもが今3歳のかわいい盛り。休日には公園にしょっちゅう連れて行って、ボールで遊んだり三輪車に乗せたり……。楽しい時間を過ごすうちに一日があっという間に終わってしまいます。
家族でドライブに行って「これはお父さんが作ったんだよ」と言える日はもうすぐですね。